A A2 妄想代理人
森達也の「A」と「A2」を見た。
前に予備校であった講演会以来なんだかんだで見ていなかった。
やっとゆっくり見ることができた。
淡々と映す撮り方。何をどうするわけでもなくただ淡々ととっている。
もちろん、オウムに標準はあてられているが実際に描きだされているのは日本の社会だなぁと月並みだが思う。
特に報道の面だろうが。
淡々と描かれているその信者は我々と何も変わらない。その信者の目はある意味純粋である。
見てもらえば分かると思うが、警察のオウムに対する不当逮捕も描かれている。
警察の高圧的態度。そして自作自演による怪我での公務執行妨害の逮捕。
警察は「うわ、いってー」の大根演技。実際、信者の方は押し倒されてほぼ気絶。
作品の存続と、冤罪とで葛藤し監督は結局ビデオテープを渡す。
このAの映像が証拠となり、当人は釈放される。
もちろんこの映像が無ければそのまま逮捕されていたのだろう・・・
そう考えると恐ろしい。背筋が凍る。
A2でもやはりその点はうつされているね。また、各地にバラバラになった信者達のその後である。
段々とわかりあっていく人もいれば、やはり、ただ頭ごなしに叩かれる人もあり。
そしてガチンコで凄かったのは右翼VS警察なシーン。
右翼も右翼なりの政治的メッセージがあるのですね。当たり前だけど。
なんか儀式のシーンがあるんだけど、コテコテ右翼なやつらだらけですね。
絶対篳篥弾いてる人とかちびってますよ。
最後は森監督も少し出て話している。
これからどうしていくのか、何を宗教に求めているのか・・・
あと妄想代理人シリーズもみましたよ。
大幅な流れは分かりました。
最後の方はとたんにぶっとんでましたけどね。展開が。
もはや「妄想」の世界でした。
んー、想像よりかはちょっといまいちだったのかな?でも、今敏的な妄想の世界というか、流れというか、はありましたね。あと、なんていうか社会的な視点が盛り込まれてる的な。